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モザイクについて考えてみる

アダルトビデオにはモザイク処理がされたものとされていないものが存在します。モザイク処理がされたものを修正もの、されてないものを無修正ものなんて呼んだりしますが、そもそもなぜモザイクなんて邪魔なものが存在するのでしょうか。色々調べてみたので簡単に説明します。


モザイクはなぜ必要なのか

アダルトビデオでは主に男女の性器にモザイク処理が施されています。まれに顔や肌に施されている場合もありますが、それらは総じて映してはいけないと判断されたものだからに他なりません。視聴者が別にいいじゃないかと思うものでも、メーカー側が映すべきじゃないと判断したものにはすべてモザイク処理が施されます。それがいわゆる自主規制というヤツです。

その中でも最たるが男女の性器であり、なぜ性器にモザイク処理が施されるかというとそれは日本の法律、刑法175条わいせつ物頒布等の罪に抵触するからに他なりません。

わいせつ物頒布等の罪にはわいせつ物頒布罪、わいせつ物陳列罪、わいせつ物販売目的所持罪が含まれており、ようするに日本ではわいせつと定められたものを有償無償に関わらず不特定多数に交付してはいけない認識出来る状態にしてはいけない販売目的で所持してはいけないため、ことアダルトビデオではわいせつと定められている性器に修正、つまりはモザイク処理が施されているというわけですです。


審査機構はなぜ必要なのか

ただこうしたモザイク処理はあくまでメーカー各社が自主的に行っているものであり、法的にこうしなさいと定められたものではありません。だからメーカーによってその大きさや掛かり具合がまちまちだったりするのですが、法で定められていないからといって好き勝手していいわけでもないのです。ちゃんとそれを審査する機構があり、その審査機構を通過することで晴れて法的に問題ない作品だとお墨付きがもらえるわけです。

もちろんそんなものがなくても販売は出来ます。ただ単純に警察に目をつけられやすくなるだけです。そして起訴され立憲されれば否応なしに罪に問われる可能性が高いというだけのことです。

そんなの横暴だ!なんて思うかもしれませんが、当然ながらそこにもやっぱりそれなりの理由があったりするのです。ひとえに無審査で販売される作品のほとんどはモザイクが薄消しであったり、施されていなかったりと性器が見えてしまっている場合が多いのです。もはやその時点ですでにわいせつ物頒布等の罪に抵触する可能性がありますが、それ以上にモザイクが施されていない場合はその向こう側、得てして挿入場面が明確に映し出されてしまっている可能性が高く、いわゆる公然わいせつ罪に抵触してしまうわけなのです。


あらためてモザイクはなぜ必要なのか

そもそも日本は不特定多数の目に触れる場所で性行為をしてはいけないというのをご存知ですか?アダルトビデオはしてるじゃないかとか、モザイクをしているから大丈夫なんだろうなんて思ってはいけません。そもそもアダルトビデオはあくまでそういう行為を演じているだけの映像作品なのです。決して法に触れる行為、つまりは挿入なんてしているわけがないのです。

詭弁に聞こえますか?でも実際証拠がありませんよね。あまりにも迫真の演技なためどう見てもそうにしか見えないかもしれませんが、挿入部、いわゆる結合部分は視認出来ないでしょ?だってそのためにモザイク処理を施しているのですから――。


アダルトビデオはファンタジーです

誰が言ったか知りませんがまさにそのとおりだと思います。一般的にモザイクのことをぼかしなんて呼んだりもしますが、それは文字通り局部をぼかしている意味と、その向こう側で何が行われているのかをぼかしている意味のダブルミーニングなのです。モザイク処理が施されていない作品が性行為をしているからといって、モザイク処理の向こう側でも同じように性行為が行われているとは限りません。そこはあくまでグレーゾーン。だったらいいなでとどめておくのが、誰も不幸にならない幻想作品なのです。

相変わらず掛け足で書き殴りましたがなんとなくモザイクの意味は伝わったでしょうか?ちなみにモザイク処理のない映像を視聴したり所持していてもそれだけでは罪に問われません。けれど不特定多数に公開したり販売目的で所持したりするとそれは犯罪になります。どうです?こちらもまたとってもグレーでしょ?詰まるところ法律なんて抜け穴もあれば縛り付けることも出来る、お偉いさんのさじ加減ひとつでどうにでも出来る便利な決めごとなんです。けれど法治国家である以上、法の番人に睨まれたら裁きを受ける他ないのですから全ては自己責任で――なんて言わずここでは敢えてちゃんと審査を通した映像作品を楽しむことをお薦めします。